ドライブレコーダーが、必須アイテムとして随分と浸透してきました。
これが無いと不安で仕方がないなんて人もいます。
残念ながら、世間では理不尽な運転や危ない方も増えていますから、備えておいて然るべきなのです。
商品の選択肢も沢山ありますが、最低限抑えておいて欲しい機能もあります。
実際に販売していて、あるいは使ってみて経験した事から述べてみます。
今後、購入を検討されている方の参考になれば良いですね。
前提条件として、何点か申し上げておきます。
安物は役に立ちません。
銭失いに繋がります。
SDメモリーカードは、消耗品です。
1年くらいで交換が目安らしいですが、使えるうちは良いと思います。
異常確認は、運転手にしか分かりません。
インジケーターや警告音、画面にエラー表示が出ていないか、注意しておきましょう。
カードがダメでは、意味がないですからね。
温暖化により、本体のダメージが大きくなりました。
これは、仕方ありません。
写りの良い場所に設置する為、陽当たりも良いのですから。
時計はズレるものです。
内臓のバッテリー容量が少ないので、バックアップする時間に限りがあります。
時計のメモリーが出来ないから、これも仕方ありません。
これらは、こういう物だと捉えて覚えておいて下さい。
余程の高級機種やオプションバッテリーを付けていないと、一般的には現実的ではないのです。
TVは、電波障害で映りが悪くなります。
そんな中で購入をするのですが、選定基準を説明しておきましょう。
・画質
画素数だけでは、ありません。
フレーム数や撮影される角度、夜の映りも重要です。
・撮影範囲
最早、前だけでは事足りません。
前後2カメラなんて売り出していますが、それよりも優先すべきは左右。
だから、360度撮影をお勧めします。
事故は、自らの過失が無ければ前方の事故はほとんどありません。
後方は、追突事故の過失はゼロなので、煽り運転が怖くても、基本的に無視で良いでしょう。
多いのは、左右なのです。
2カメラでは、映りません。
360度に後方カメラを追加する分には良いですけどね。
・パーキング監視モード
付いているに越した事は、ありません。
当て逃げには、効果的です。
これも内臓バッテリーの容量次第で、監視時間が決まります。
勿論、時計なんてもっとズレるに決まっています。
・耐熱性
先にも述べました通り、温暖化で壊れるケースも多くなりました。
安物は、本当にダメです。
取付に吸盤を使うのも減ってきたのは、この為です。
ここまでのお話で、随分と選択肢が狭まってきたと思います。
後は、取り付け方。
世の中のほとんどは、シガーソケットや分岐で電源を取るのでしょうが、現代のクルマではナンセンス。
手間でも、独立電源で取る事をお勧めします。
ヒューズが飛んで、事故の際に撮れていなかったでは意味がありません。
実話ですけどね。。。
最近の当社の売れ筋は、ユピテル指定店専売品の720度撮影とセキュリティーが備わっている物です。
これは費用対効果に優れているので、凄く売れています。
ただ、バッテリーの負担が増すので、長時間セキュリティーに依存される様でしたら、当社のリチウムイオンバッテリーと合わせて装着される事をお勧めします。