整備業界では、地元の振興会の加盟が義務付けられています。
そうすると定期的に情報誌が届けられます。
その中にトラブル事例集というコーナーがありますので、少しばかり解説したいと思います。
今の世の中、理不尽に主張されている人が増えましたので、その対処の一環として載せてあります。
では、見てみましょう。
この訴えを起こしている男性には、無理があり過ぎます。
自然の摂理に逆らって、物質は永遠に劣化しないものだとして過走行、25年以上経過の車両に対して主張をされても困るのです。
対応しているディーラーからすれば、とても苦労をされたと思います。
法定点検もしないで、損害賠償なんて恐ろしい・・・
対処から1年経過で、因果関係を証明するのは難しいのです。
驚く事に、既に車を乗り換えているのにも関わらず、話を蒸し返しているから余計に理解に苦しみます。
目的は、お金以外には考えられませんね。
実は、この様に自分の過失を省みず、責任転換を図り主張される方は多くなりました。
どんな思考回路をしているのか、首を傾げるばかりです。
わざわざ、こんな判断の容易な事例を載せるあたり、世間の民度の低下を感じます。
きっと自動車業界だけでなく、いろんな職種で起こり得る事なんでしょう。
世の中、こんなもの?
とても残念ですが、毅然とした対応を示す事も必須となりました。
皆様もお気をつけて