最近では、ディスクブレーキを装備していない車は、珍しいでしょうね。
今回の画像は、その油圧ピストンです。
ここまで錆付いて虫食い状態ですと、まともに作動するはずがありません。
錆付きは、引きずり(ブレーキを踏んでなくても、戻らずに効いた状態)を起こし、虫食い(腐食が進み過ぎて、溝になった状態)は、油圧の漏れを発生させて、ブレーキが利かなくなります。
他にも弊害がありますけれど、止まる事に対しての異常は危険です。エンジンが壊れても、止まりさえすれば死ぬ事は無いでしょうから。
国の定める法定点検基準では、勿論含まれています。
お金が無いから点検しないとか、古いから良いという考えでは、怖いですね。
先日の自動車事故でタイヤが外れたなんて事件もありましたが、この手の事故では点検未実施の車が多い様です。
こんな事で、死亡事故に繋がった場合には、人生が変わってしまいますので、是非防ぎたいですね。
ちなみにブレーキの重要部分は、点検だけでは全て確認できませんので、年数や距離によっての定期的オーバーホールをお勧めいたします。
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