冷却水の劣化は、見た目では判断出来ません。

06.18

P1030898

昔は、不凍液。今は、LLC(ロングライフクーラント)と呼ばれているものです。

読んで字の如く凍らせない液なのですが、冬に凍結して膨張する事による破損を防ぐ為に使用しなければいけません。
冬対策用でしたが、錆を防ぐ防錆剤や冷却効率を高める消泡剤を含め、オールシーズンに適応させてきた事からLLCとなりました。

主成分は、エチレングリコール。実は、これが曲者なのです。有毒性が強いだけでなく、酸化を促進させる成分なのです。
防錆させたいのに相反する性質なので、交換サイクルによる影響は大きい事になります。

初めての車検でも綺麗に見えるだけでは、OKとは判断出来ません。
そこでクーラントブースター!交換するより安価に済みます。
おまけに性能は、秀逸の一品。

画像は、釘を入れた容器に水とクーラントブースターを混ぜた水で比較しています。

SN3J0509

 

SN3J0510

僅か1日で、これだけの差が出ました。

実際に水路の中は見えないので、どの程度の劣化が進んでいるか判断は出来ません。

となると、定期的にメンテナンスをするしかないですね。

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